心のなかでの対話を前向きにしましょう
- 2016/10/10
人間は皆日常生活において心のなかで言葉を使って考えています。
一日何万という言葉を使って考えているそうです。例えば、今このブログを読んでいるときも心のなかで言葉を使って考えています。
話題もいろいろありますが、そのなかでも特に自分自身についての対話が問題なのです。その内容が問題なのです。
人は通常心配症・悲観的・自己批判的な傾向が強く、暗くなりがちです。
暗い、そして気分のすぐれなくなるような内容の心の対話は即刻に中止・停止して、明るい気分のよくなる内容へと心の対話を転換
しましょう。
例えば、重要な会議で発表をすることになっているあなたは、そのときに使う資料を自宅に忘れてしまいました。
あなたは次のように心のなかで考えるかもしれません。
「また失敗してしまった。自分は役立たずのどうしようもない人間だ。
前日に用意確認しておけばよかったのに・・・」
このようなときは、即座にその対話を停止して取り消し、明るい気分になる言葉を考えましょう。例えば、「発表前日にはすべての準備が終了しておりとても満足している自分に変化している」というように。
なにかうまくいかなかったときは、自分を責める言葉や思考をしないで自分がなりたい将来のイメージを創り出す言葉にとりかえましょう。
精神医学の点からもとても大切なことなのです。